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スーパーカブに中国製水冷のエンジンを載せてみました。
そこで気づいたことを書いています。

※カブのクラッチ調整については→こちら
ぶっきらぼうな書きかたで申し訳ない。

おもに
・マフラ選び
  −つくのかどうかー
・配線
  −もし「solo」に、このエンジンを載せるとしたら‥‥
についてです。
最近はスペアとなった、純正エンジンもいじっており、75ccと88ccで作っています。

・カブカスタムはじめました。
  -これからはじめるカブカスタム
  -いま、一番組みたいエンジン腰上編 カブ モンキー 86cc
  -いま、一番組みたいエンジン腰下編 カブ モンキー 86cc
エンジンにこだわりつつも、フルチューンだけを目指さないカブカスタムを考えていきます。

2010/03/27

オイルクーラ?

つねづね、カブにオイルクーラをつけたいと思っていました。
最近の高圧縮化で、油温があがりがちなのです。
良いコアはないかなあ、と探しまわっていたところ、みつけました。
水冷パソコンのコンデンサです。





















大きさも申しぶんありません。
しばらくはこれをうまくとりつけるステーなどをつくって過ごしたいと思います。

2010/01/19

試走






















カブにエンジンを載せました。
ガソリンをいれつつ、20kmばかり走ってきました。

今回の作業で、キャブをPD22モドキにして、ネットで購入した280°カムというのをつけています。
ご丁寧に、チョークもきちんとついています。
スロットルワイヤだけ、社外のインナが長いものに換えています。
もともとが古かっただけに操作もしやすくなりました。
やはりキャブの効果はてきめんで、発進から10000rpm前後まで、ひとまわり加速が良くなります。
始動性も向上。
ヘッドガスケットをペラペラの1枚ものに換えて、圧縮比も11:1を超えました。
これ以上上げると、純正のセルではエンジンをかけられなくなってしまいそうです。
点火時期はもっと進められますが、レギュラーガスで乗りたいので、進めません。

もうすこし、高速寄りに減速比を換えてもだいじょうぶそうなので、次回、その作業を。
クラッチは、純正2枚で、スプリング交換だけしています。まだもちそうです。

2010/01/13

変則

今日はリュータでちょっと作業しました。
外が雪なので、作業している小屋は非常に寒い。

ずっと持っていたPD22(と同寸)の輸入キャブをカブにとりつけるべく。

ヘッドはデイトナハイポートですので、ポート入り口は楕円です。
愛用しているキタコPC20用のマニホールドは丸い断面ですので、ヘッド側を削りました。
左右にちょこっとあまりましたが、まあ、良いでしょう。マニホールドの円に対して、でっぱりはなくなりました。
しかし、こんな変則的なことで良いのでしょうか。
ハイポートも現在は買いたくても売っていないような鋳物の質です。
まだ、在庫を持っている店を知っているので、いざというときはもう一個買いますが‥‥
そして、PD22モドキをとりつけるために、入り口を拡大。
22mmから25mmまで広げて、奥まで削りすすめました。
これでかなり効果があると思います。

あとは気温があがるまで、ぼちぼちと思い出した作業をしていきます。
シリンダヘッドをブラストしたり、キャブをブラストしたり、コスメティックにもすこし気を遣ってみようかな。

はじめました

はじめましたもなにも、10年やっているのですが。
先週カブエンジンを組み直したので、その報告を。
ミッションはメインの4速とカウンタの3速が欠けていました。
スプロケットの選定のために、スプロケットカバーを外してテストしていたときに、カバーで押さえているシフトドラムがずれてしまったのが原因でした。
4速に入れて、トルクをかけると、3速に落ちるという危険な症状でした。

仕様は相変わらずデイトナハイポート110cc(デイトナストリートクランク)ですが、圧縮比変更と、トランスミッションの修理をしました。
実は、昔、ピストンをまちがえて買いまして、レギュラーヘッド系のピストンを使っています。
ハイポートヘッドはバルブサイズが小さい、つまり燃焼室が小さいヘッドですから、レギュラーヘッドや、DAX70ヘッド、Rステージピストンはピストンとヘッドが接触します。
本来なら、デイトナの純正ピストンかC.F.POSHのビッグフィンヘッド用か、JUNのビッグフィン用を買うべきところですが、どこでも入手できるレギュラー系を買ったのです。
ほんとうはただまちがえたのですが‥‥

結論を言えばつかえます。私が使っています。
もちろん、燃焼室を加工しました。
キャブもいろいろ試したのですが、結局PC20に落ち着きました。
これ以上大きいキャブでは、クラッチがもちません。
マニュアル化するか、中華エンジンから2次側遠心をドナドナすることになります。
中華で2次側遠心て最近みないですね。
以前はときどきあって、このサイトを作るに至った、水冷エンジンもそうだったんですが。
あれはレギュラーガスで乗れたし、坂をぐいぐい登れたし、10000rpmで100km/h出たし、普段乗りには最高でした。
プレミアム感や、カスタム感はぜんぜんないですけど。
人に見せられるバイクじゃないけど、自分で使う分には十分というタイプです。

バイクって趣味で乗ることが多いですから、プレミアム感も大事なんです。
ほんとうに必要でBMWのバイクに乗る人って、ラリー競技者か長距離ツーリストくらいです。でも、日本にはバイクのラリーってほぼないのですし、長距離といっても、一昼夜乗っていれば、端から端までいけてしまうので、高いことをメリットに感じられるユーザに売れるんです。

偶然手に入った、無刻印スーパーヘッド使いたさに、車両を買ってしまうミニバイクの世界が異常なんです。

2009/12/24

いま、一番組みたいエンジン腰下編 カブ モンキー 86cc

さて、腰下編です。
こっちがお金も手間もかかります。
必要な工具は後にまとめることとして集めるパーツを考えてみます。
もちろん、それぞれのエンジンの状態によって、換えたほうが良かったり、そのまま使えたりしますので、ご自分のエンジンに置き換えてお読みください。

クランクシャフトは47mmのものを使います。
51mmや52mmではちょっと重くて振動も大きいですし、あくまでミニバイクらしい高回転で心地よいエンジンをめざしていますので、47mmです。
国内ではストロークアップクランク、なんて呼ばれていますが、僕は空冷VWもやっていて、そっちではストローカーと呼ばれていて、こちらのほうが気に入っているので、ここからはストローカーですすめます。
で、今回はshiftupの47mmストローカーを選択します。
shiftupと言えば、去年か今年に100ccキットを出しましたが、そのクランクのみ使います。
実は、100ccのデモ車には乗せてもらったことがあります。キャブはVM26で10000rpmくらいが非常に心地よいエンジンでした。

シフトアップ:SHIFT UP/High Revolutionクランクシャフト

SHIFT UP/High Revolution crankshaft


フライホイールですが、これはエンジンにもともとついている点火系のメーカによって、つかいわけます。
ミツバのフライホイールがついていたらシフトアップ
デンソーのフライホイールであればデイトナ
と、選択します。どちらもはまることははまるんですが、発電量に問題があり、互換性はありません。
フライホイールを換えると、高回転での吹けあがりが格段に良くなります。
今回はストローカーも組みこんだエンジンなので良いですが、50ccエンジンに組むと発進時にエンストばかりします。

クランクが決まれば、クラッチです。
モンキーであればもうなんでも大丈夫です。クラッチのパーツは別にまとめたいと思います。webikeはとかく検索しにくいので。
カブなら
SPタケガワ:SP武川/強化クラッチキット(遠心式クラッチ専用)

SP武川/強化クラッチキット(遠心式クラッチ専用)

が最適。
強化クラッチスプリングでも110ccくらいまで耐えますが、ちょっとひやひやします。

<モンキーの場合>
どうせ、クランクケースを割ってしまうわけですから、トランスミッションもやってしまうのも良いかもしれません。
ストローカーキットを入れたときは、純正4速でもよく走るのですが、4速の減速比をすこし低速寄りにして、ファイナルを高速寄りにします。
3速と4速のつながりが良くなる(4速に入れたときの回転落ち込みが改善される)ので、最終的な最高速も乗りやすいと考えます。

デイトナ:DAYTONA/4速クロスミッションキット

DAYTONA/4速クロスミッションキット

4速のみギア比を変更するキットです。
純正のミッションを分解する必要がありますが、お手頃でストリートでの使用には充分です。

あとはクランクケースガスケットセットくらいです。

痛んでいたらノックピンも交換してあげてください。

オイルポンプも忘れずに。
お気に入りはデイトナですが、どこのものでも容量が大きければ良いと思います。
以前はタイカブの純正品を良く使いました。2000円くらいでしたし。

いま、一番組みたいエンジン腰上編 カブ モンキー 86cc

今回は86ccというオタクな仕様を検討したいと思います。
ボア×ストロークは48×47で。
無加工で組めるというのも、個人のストリートユーザには大事です。

シリンダヘッドは自然とレギュラー系に限られてきます。が、52mmピストンに燃焼室が合わせられているものが多いので、ここはとりあえず毎度おなじみの12VのC70ヘッドで。
バルブはIN23mm-EX20mmです。

ヘッドまわりはバルブやその他を入れて2万円くらいです。ロッカーアームはカムシャフトによるので、リストには入れていません。
もちろん、バルブスプリングコンプレッサーがないと組めませんので用意しておいてください。いずれ必要な工具もまとめたいです。

12200-GB5-930 ヘッドCOMP.,シリンダー
12209-GB4-681 シール,バルブステム 2個必要
14711-GN5-912 バルブ,インレット
14721-GF6-010 バルブ,エキゾースト
14751-GF6-013 スプリング,バルブアウター 2個必要
14761-GF6-013 スプリング,バルブインナー 2個必要
14771-GB4-680 リテーナー,バルブスプリング 2個必要
14775-MA6-000 シート,バルブスプリングアウター 2個必要
14781-MA6-000 コッター,バルブ 4個必要
90012-333-000 スクリュー,タペットアジャスティング 2個必要
90206-001-000 ナット,タペットアジャスティング 2個必要

カムシャフトは、R-Stage用はリフトが多すぎて、使えない可能性があります。
選定に困ったら

ジュンインターナショナル:JUN international/カブ90:97cc〜105ccハイカム

ジュンインターナショナル:JUN international/カブ90:97cc〜105ccハイカム CUB90


SPタケガワ:SP武川/S-StageG-Typeカムシャフト

SPタケガワ:SP武川/S-StageG-Typeカムシャフト CUB

↑なら確実にだいじょうぶです。
上のハイカムを使うときは、
14431-035-020 アーム,バルブロッカー 2個必要
を使ってください。CFポッシュからも出ています。

さて、メインのシリンダーは、キタコの75cc用をつかいます。
単独品番は311-1013480です。webikeでは出なかったのですが、取りよせてもらえると思います。(2009-2010カタログにて、税込5040円)
12Vも6Vも同じシリンダーです。
(どちらにしろ、ガスケットが必要になるので、75ccキットをまるごと買ってしまっても良いかもしれません。僕はつい量販店で買ってしまうので、このキットのピストンばかりいくつも持つはめになっていますが‥‥)

ピストンキットはワイセコのPK1731でWISECO.JPで取り寄せられます。税込15,888円です。
ピストンの画像がなくて地味になってしまいましたが、圧縮比は11.5でハイカムを入れることでレギュラーガスでも使えると思います。

組みつけ時にサークリップが必要になります。

2009/12/20

これからはじめるカブカスタム。

なにはともあれ、まずはエンジンです。
足回りや操作系も気になりますが、他車種部品の流用は加工も必要で、コストパフォーマンス的にまったくお勧めできません。

雑誌をみると100万円以上かけたカスタム車両もたくさん載っていますが、あれはほんとうに一部で、受ける相談のほとんどはストック(ノーマル)ヘッド使用のボアアップばかりです。
各社の88ccまでのキットですね。

「ほんとうにはやくなるの?」とよく言われますが、ボアアップだけの場合は、発進や坂道が楽になりますが、最高速はそれほど伸びません。
キャブレータ、マフラー、カムシャフト、フロントスプロケットを交換して、プロが組みつけて80~90km/h出れば良いと思います。
以前は「○○製は壊れる」という話が多くありましたが、現在はどこのメーカも品質が安定していて、壊れるのは不良品か、組みつけが悪いときくらいです。

今回はまず「安い!」が売りの75ccキットから、良いところ、問題点を検討しつつ、紹介していきたいと思います。


キタコ:KITACO/75cc LIGHT ボアアップキット

キタコ:KITACO/75cc LIGHT ボアアップキット MONKEY


12V用です。パーツショップにいくと、たいてい在庫していますね。49ccと刻印があるのはどうかと思いますが、安いので、まあ良しとしましょう。
友人に頼まれて、以前、これだけを組み込んだことがありますが、彼の感想は
「50ccの新車のときのほうがはやかった」とのことでした。
僕も乗りましたが、あまり体感できません。坂で、いくらか楽。というところ。
レギュラーガスで乗れるのは良いところです。



キタコ:KITACO/ライトキャブキット ケイヒンPC Φ20

キタコ:KITACO/ライトキャブキット ケイヒンPC Φ20 スーパーCUB


12Vストックヘッドに使える、キャブキットです。
口径がでかいのは良いのですが、低回転からスロットルを大きく開けると失速します。
エンジンの回転上昇にあわせて、スロットルを開けていってあげれば大丈夫です。
ハイスロットルはぎりぎりなくても使えます。


SPタケガワ:SP武川/ビックキャブキット(PB16タイプ)

SPタケガワ:SP武川/ビックキャブキット(PB16タイプ) LITTLE


高回転はいくらか犠牲になりますが、扱いやすさではこちらが上です。


K&N/ユニバーサルフィルター(ラウンドテーパード)

K&N/ユニバーサルフィルター(ラウンドテーパード)


各社からエアフィルタは出ていますが、それほど値段はかわりません。
僕がもっとも信頼しているK&Nがお勧めできます。
雨の日は乗れないというのが、フィルタを換えたバイクの泣き所ですが、
実は、カブは乗れちゃいます。
純正のフロントフェンダが雨を防いでくれるのです。外さずにつけておけば、大丈夫。
雨の中を青森から金沢まで走ったことがありますが(24時間かかりましたが)まったく問題ありませんでした。
また、K&Nは専用の洗浄剤で洗えるのも良い点です。
あまったブリーザーホースは大気解放するか、エアフィルタのトップを加工してフィッティングをつけてみるのも良いと思います。
お金はかかりますが、そういう、ちょっとしたことに気をつかうのもカスタムですから。



キタコ:KITACO/ドライブスプロケット (フロント)

キタコ:KITACO/ドライブスプロケット (フロント) NSR50


ボアアップすると、ギア比も変えておかないと、エンジンがうなるばかりです。
12Vカブはフロントスプロケットが13Tなので、歯数を増やしてあげます。
リトルカブはもともと14Tですから16Tから試してみてください。
体重が重い場合(90kgを目安に)は、スプロケは1T落としてください。