さて、腰下編です。
こっちがお金も手間もかかります。
必要な工具は後にまとめることとして集めるパーツを考えてみます。
もちろん、それぞれのエンジンの状態によって、換えたほうが良かったり、そのまま使えたりしますので、ご自分のエンジンに置き換えてお読みください。
クランクシャフトは47mmのものを使います。
51mmや52mmではちょっと重くて振動も大きいですし、あくまでミニバイクらしい高回転で心地よいエンジンをめざしていますので、47mmです。
国内ではストロークアップクランク、なんて呼ばれていますが、僕は空冷VWもやっていて、そっちではストローカーと呼ばれていて、こちらのほうが気に入っているので、ここからはストローカーですすめます。
で、今回はshiftupの47mmストローカーを選択します。
shiftupと言えば、去年か今年に100ccキットを出しましたが、そのクランクのみ使います。
実は、100ccのデモ車には乗せてもらったことがあります。キャブはVM26で10000rpmくらいが非常に心地よいエンジンでした。
SHIFT UP/High Revolution crankshaft
フライホイールですが、これはエンジンにもともとついている点火系のメーカによって、つかいわけます。
ミツバのフライホイールがついていたらシフトアップ
デンソーのフライホイールであればデイトナ
と、選択します。どちらもはまることははまるんですが、発電量に問題があり、互換性はありません。
フライホイールを換えると、高回転での吹けあがりが格段に良くなります。
今回はストローカーも組みこんだエンジンなので良いですが、50ccエンジンに組むと発進時にエンストばかりします。
クランクが決まれば、クラッチです。
モンキーであればもうなんでも大丈夫です。クラッチのパーツは別にまとめたいと思います。webikeはとかく検索しにくいので。
カブなら
SP武川/強化クラッチキット(遠心式クラッチ専用)
が最適。
強化クラッチスプリングでも110ccくらいまで耐えますが、ちょっとひやひやします。
<モンキーの場合>
どうせ、クランクケースを割ってしまうわけですから、トランスミッションもやってしまうのも良いかもしれません。
ストローカーキットを入れたときは、純正4速でもよく走るのですが、4速の減速比をすこし低速寄りにして、ファイナルを高速寄りにします。
3速と4速のつながりが良くなる(4速に入れたときの回転落ち込みが改善される)ので、最終的な最高速も乗りやすいと考えます。
DAYTONA/4速クロスミッションキット
4速のみギア比を変更するキットです。
純正のミッションを分解する必要がありますが、お手頃でストリートでの使用には充分です。
あとはクランクケースガスケットセットくらいです。
痛んでいたらノックピンも交換してあげてください。
オイルポンプも忘れずに。
お気に入りはデイトナですが、どこのものでも容量が大きければ良いと思います。
以前はタイカブの純正品を良く使いました。2000円くらいでしたし。
このサイトのコンテンツ
スーパーカブに中国製水冷のエンジンを載せてみました。
おもに
・マフラ選び
−つくのかどうかー・配線
−もし「solo」に、このエンジンを載せるとしたら‥‥についてです。
最近はスペアとなった、純正エンジンもいじっており、75ccと88ccで作っています。
・カブカスタムはじめました。
-これからはじめるカブカスタム
-いま、一番組みたいエンジン腰上編 カブ モンキー 86cc
-いま、一番組みたいエンジン腰下編 カブ モンキー 86cc
エンジンにこだわりつつも、フルチューンだけを目指さないカブカスタムを考えていきます。
最近はスペアとなった、純正エンジンもいじっており、75ccと88ccで作っています。
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エンジンにこだわりつつも、フルチューンだけを目指さないカブカスタムを考えていきます。
2009/12/24
いま、一番組みたいエンジン腰下編 カブ モンキー 86cc
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