このサイトのコンテンツ

スーパーカブに中国製水冷のエンジンを載せてみました。
そこで気づいたことを書いています。

※カブのクラッチ調整については→こちら
ぶっきらぼうな書きかたで申し訳ない。

おもに
・マフラ選び
  −つくのかどうかー
・配線
  −もし「solo」に、このエンジンを載せるとしたら‥‥
についてです。
最近はスペアとなった、純正エンジンもいじっており、75ccと88ccで作っています。

・カブカスタムはじめました。
  -これからはじめるカブカスタム
  -いま、一番組みたいエンジン腰上編 カブ モンキー 86cc
  -いま、一番組みたいエンジン腰下編 カブ モンキー 86cc
エンジンにこだわりつつも、フルチューンだけを目指さないカブカスタムを考えていきます。

2009/12/20

これからはじめるカブカスタム。

なにはともあれ、まずはエンジンです。
足回りや操作系も気になりますが、他車種部品の流用は加工も必要で、コストパフォーマンス的にまったくお勧めできません。

雑誌をみると100万円以上かけたカスタム車両もたくさん載っていますが、あれはほんとうに一部で、受ける相談のほとんどはストック(ノーマル)ヘッド使用のボアアップばかりです。
各社の88ccまでのキットですね。

「ほんとうにはやくなるの?」とよく言われますが、ボアアップだけの場合は、発進や坂道が楽になりますが、最高速はそれほど伸びません。
キャブレータ、マフラー、カムシャフト、フロントスプロケットを交換して、プロが組みつけて80~90km/h出れば良いと思います。
以前は「○○製は壊れる」という話が多くありましたが、現在はどこのメーカも品質が安定していて、壊れるのは不良品か、組みつけが悪いときくらいです。

今回はまず「安い!」が売りの75ccキットから、良いところ、問題点を検討しつつ、紹介していきたいと思います。


キタコ:KITACO/75cc LIGHT ボアアップキット

キタコ:KITACO/75cc LIGHT ボアアップキット MONKEY


12V用です。パーツショップにいくと、たいてい在庫していますね。49ccと刻印があるのはどうかと思いますが、安いので、まあ良しとしましょう。
友人に頼まれて、以前、これだけを組み込んだことがありますが、彼の感想は
「50ccの新車のときのほうがはやかった」とのことでした。
僕も乗りましたが、あまり体感できません。坂で、いくらか楽。というところ。
レギュラーガスで乗れるのは良いところです。



キタコ:KITACO/ライトキャブキット ケイヒンPC Φ20

キタコ:KITACO/ライトキャブキット ケイヒンPC Φ20 スーパーCUB


12Vストックヘッドに使える、キャブキットです。
口径がでかいのは良いのですが、低回転からスロットルを大きく開けると失速します。
エンジンの回転上昇にあわせて、スロットルを開けていってあげれば大丈夫です。
ハイスロットルはぎりぎりなくても使えます。


SPタケガワ:SP武川/ビックキャブキット(PB16タイプ)

SPタケガワ:SP武川/ビックキャブキット(PB16タイプ) LITTLE


高回転はいくらか犠牲になりますが、扱いやすさではこちらが上です。


K&N/ユニバーサルフィルター(ラウンドテーパード)

K&N/ユニバーサルフィルター(ラウンドテーパード)


各社からエアフィルタは出ていますが、それほど値段はかわりません。
僕がもっとも信頼しているK&Nがお勧めできます。
雨の日は乗れないというのが、フィルタを換えたバイクの泣き所ですが、
実は、カブは乗れちゃいます。
純正のフロントフェンダが雨を防いでくれるのです。外さずにつけておけば、大丈夫。
雨の中を青森から金沢まで走ったことがありますが(24時間かかりましたが)まったく問題ありませんでした。
また、K&Nは専用の洗浄剤で洗えるのも良い点です。
あまったブリーザーホースは大気解放するか、エアフィルタのトップを加工してフィッティングをつけてみるのも良いと思います。
お金はかかりますが、そういう、ちょっとしたことに気をつかうのもカスタムですから。



キタコ:KITACO/ドライブスプロケット (フロント)

キタコ:KITACO/ドライブスプロケット (フロント) NSR50


ボアアップすると、ギア比も変えておかないと、エンジンがうなるばかりです。
12Vカブはフロントスプロケットが13Tなので、歯数を増やしてあげます。
リトルカブはもともと14Tですから16Tから試してみてください。
体重が重い場合(90kgを目安に)は、スプロケは1T落としてください。

0 Comments: