このサイトのコンテンツ

スーパーカブに中国製水冷のエンジンを載せてみました。
そこで気づいたことを書いています。

※カブのクラッチ調整については→こちら
ぶっきらぼうな書きかたで申し訳ない。

おもに
・マフラ選び
  −つくのかどうかー
・配線
  −もし「solo」に、このエンジンを載せるとしたら‥‥
についてです。
最近はスペアとなった、純正エンジンもいじっており、75ccと88ccで作っています。

・カブカスタムはじめました。
  -これからはじめるカブカスタム
  -いま、一番組みたいエンジン腰上編 カブ モンキー 86cc
  -いま、一番組みたいエンジン腰下編 カブ モンキー 86cc
エンジンにこだわりつつも、フルチューンだけを目指さないカブカスタムを考えていきます。

2006/11/22

正直なところ

soloについて考えるにあたって。
ネットで探してみたところ、ボアアップに向かないとかいろいろ書かれていた。

そもそもどんなバイクだって排気量をあげることなんて考えられてないし、
いまさら言うことではない。つまらない。
もちろん、その反論も言い尽くされていると思うので、つまらないけれど。

R-STAGEとかが速いのはわかっている。
でも、ハイオクを入れたいとは思わないし、馬鹿でかい音をたてて走りたくもない。
だいいち、タンクが4リットルしかない。
今でさえ増槽を積んでいるほどだ。

110ccでも純正と同じくらいの回転数をつかうエンジンなら、マフラも純正でいけると考えた。
太さも重要だけど、ピストンのスピードが同じなら、マフラの構造が同じならば、
排気量が違ってもそこそこ抜けるんじゃないかと思ったからだ。
僕は、これでいい。
工作欲に負けるまでは。

思うのだけれど、ほんとうに詳しいバイクの本が必要だ。
これがあれば、誰でもきちんと直せる、いじれる、というものだ。
先日書店で『はじめてつくるパワーアンプ』という本を眺めていた。
もう、抵抗がなんなのか、というあたりから書かれていて、このくらいのバイクの本があったらなあ、と思っていた。
オイル・シール、ベアリングから、それぞれがなんなのか、なぜこの大きさなのかというところからだ。
かなり、大きな本になると思うのだが、それがあったら、欲しい。分冊されていても良い。
バイク乗りが寝る前にベッドで読めるようなやつだ。

追記:工作欲に負けた。

2006/11/21

もし「solo」に、このエンジンを載せるとしたら‥‥

たまたま、家にsoloもあることだし、
コメントもいただいたので、実際には乗せないけれど計画してみた。

新しく用意するのは6Pコネクタ(写真1)という配線をまとめてつなぐ白い部品だけである。
そのほか、端子もいくつかいるけれど、道具箱に入っているものを使うことにする。










写真1




また、セットに付属のハーネスも使用しない。
CDIは付属品を使いたいが、端子の配置が異なり、soloの純正品とそのまま置き換えられない。
とりあえず純正品でも始動はするだろうし、壊れることはないだろう。
僕自身、エンジンを乗せ換えてすぐにカブのCDIでかかることは確認している。
正直、どちらでもそんなに変わらなかった。
セルモータについては、あとでなんとかすることにして、キックで良いからかかるようにしたい。


エンジンからは3種類のケーブル類が出ている。
前のほうからはセルモータの太い2本の線。
真ん中からはジェネレータや点火タイミングを出す5、6本の束。
その少し後ろから、どのギアに入っているかを示すための5本の束。

エンジンを動かすには真ん中のものだけが関係していて、
その他はまあ、あったら便利だけどどっちでも良いもの。
ニュートラルだけは取るが、他は切ることにする。

今回は「動かす」までとすることにして、その配線を見てみたい。

本来は6Pコネクタがなくてもいいのだけれど、市販のもののほうが大きくてつなぎやすいし、
純正の端子をいちいち買いにいくのがめんどうなので、
すべて平型に置きかえてしまう。
純正のエンジンに戻すときは、純正のエンジンのほうを加工してしまえば良い。
バイクを手放すことを考えていないのだったら、かまわないだろう。

まず、真ん中の束についているコネクタは切り捨てる。
そして、それぞれのコードに平型端子を取りつけて、6Pコネクタに差しこむ。
こんな感じだ(写真2)。
あとは、これに合わせるので、どこでも良い。











写真2




カメラを近づけすぎてぼやけてしまったがわかると思う。
上の行は「白」・「黄」・「黒っぽいの」で、
下の行は「青白」・「何もつながない」・「緑/赤?(後ろの束からこれだけ切りだす)」だ。
ニュートラルはテスタで調べればすぐにわかる。

次に車体側にコネクタをつける。
カブの場合はエンジンの近くにコネクタがあって色をすぐにみることができたが、
soloはシートの下の黒いカバーを取らねばならない。
六角レンチのところだ。

そこをあけるとエンジンからきているケーブルがささっている。
そこを見ると写真3のようになっていた。










写真3




なにやら線が多いような気もするが、6本以上は出ていない。
なんとかなるだろう。
今、思いだしたのだが、soloにはスタンドが出ているかどうかを見るスイッチもあったので、
それからの配線が多いのだろう。たぶん、写真3で、手でつまんでいる中では右上のものだ。
カブとそれほど変わらない。
soloはカブのように配線を隠す場所がないので、この黒いところに置きたいが、
今はsoloの目の前にいるわけではないので、6Pコネクタが収まるのかどうかわからない。
どうきれいにつなぐかは各人にお任せすることにして、とりあえず動かすための配線に向かう。

というわけで、カブでの配線の写真を挙げる。










写真4




上のほうにちょっと映っているのがバイクからの配線で、
つまり、写真2のようにコネクタにつないだなら、同じようにつなげば良い。
ほんとうに同じ色に見えるものをつなげば良い。
エンジンでの「青/白」と車体の「青/黄」は同じもの。
エンジンでの「黒っぽいの」と車体の「黒/赤」は同じものだ。
「白」や「黄」はそのままつなげば良い。
褪せていてわかりにくいが、右奥のニュートラルは「緑/赤」だと思う。

これだけつないで、キーをオンにして、キックすればエンジンはかかってしまうだろう。
セルモータを使うなら、リレイとスイッチをキーの裏側とモータのあいだにつなげば良い。
せっぱつまって必要なものでもないので、いずれ足せば良いかと考えている。
僕のカブは、はじめからセルがついていたモデルなので、端子を換える以外のことはしていない。

soloについては、エンジンマウントが弱いと聞いている。
確かに曲げた鉄板が熔接されているだけだ。いつか切れてしまうだろう。
だが、それがどうしたというのか。
クラックが入ってから考えれば良いじゃないか、と思う。
そのあたりもバイクライフじゃないだろうか。
僕はそう考えている。
この冬はこの水冷エンジンをマニュアル化して、ジャズに積みたいな、と思っている。

今回はまだ推敲していないので、いずれ書きなおそう。とりあえず。



2006/11/16

悪天候

現在の石川県は雨や雹が降り、バイクに乗れません。

2006/11/10

慣らしは、ひとまず終わり。

早朝、というか夜中の2時、8号線を走って糸魚川まで行った。
道はまだ濡れていた。雨が降っていたらしい。
こういうとき、フルフェイスは助かる。

これでエンジンを乗せ換えてからの走行距離はだいたい1000kmとなり、
そろそろ慣らしは終えても良いだろうという気になった。
3000kmしたほうが良い意見も聞いたことがあるが、
もう、何をすれば良いのかわからないのでいいだろう。
土日でオイル交換をしておしまいとしたい。

富山県と新潟県の境目あたりは妙に気温が高かった。
親不知に向かうトンネルの入り口でしばらく海を見ていたが、
ほんとうに暖かかった。
去年の今ごろは紀伊半島にいた。
南のほうなのだが、それほど暖かいということもなく、
連れは無惨にも急性胃炎で入院していた。
しかたがないので、潮岬のキャンプ場で何日か過ごしていた。
日が当たると非常に暑く、テントにいられないので、
串本の街のTSUTAYAで立ち読みをしていた。

串本から金沢までは1日で帰れたので、9月にいった鳥海山よりは近かったのだろう。

2006/11/09

調整:パイロットスクリュ

ここ数日で急に冷えた。冬になったのだろう。

早朝、セッティングを変える。
アイドリングができないのだ。
パイロットスクリュをしめこむ。
もう、1回転も残っていない。
番手をあげなくてはいけないだろう。

現在は35番なので、38かまたはそれ以上が必要だ。

2006/11/03

岩間温泉:慣らし5日目

いまちょっと、コーヒを飲み過ぎておなかが苦しいんだけど。

今朝早く、岩間温泉に行ってきた。
片道は40〜50kmで1時間くらいで行ける。
白山スーパ林道の入り口で分かれて。あとはただまっすぐいくだけ。
柵があったりするんだけど、カブならこっそり通れちゃったりする。

いぜん、KMX125で行ったときは、水温が上がって大変だった。
KMXもラジエータに電動ファンがない。
今日も少し不安で、焼きついてしまったら困るなあ、と思っていたのだけれど、
まったく、リザーバの水位もあがることなく、到着。
まあ、気温が5度くらいだったから。

ナンバのない、モンキィが1台いて、タオルが干してあったので避難小屋で寝ていたのだろう。
そのあいだに風呂に入る。

下界でいう初夏にきたときは、だいぶ崩れていて、歩かないと来られなかった。
いつのまにか、道に落ちてきていた土砂は取りのけられていて、
再び、去年の今頃と同じような状態になっていた。
一里野の温泉はここの源泉を引いているらしい(去年、風呂で聞いた)から、
パイプラインのメンテナンスのためにも、ここを崩れたままにはしておけないのかな、と思った。

あれだけの土砂をどこにやったのだろう、まさか下に落としたんじゃないよなあ、と崖の下を見てみたが、
やっぱり、どこかに持っていったようだった。
確かに下の川にはダムがあるから、上から捨てるわけにはいかない。
それにしても、すごい作業だ。
信じられない量で、今年中にはどけられないだろうな、と思っていたのだけれど。

温泉は成分はわからないけれど、透明で、硫黄臭はする。
出てくるお湯は極めて熱い。素手では触れない。
源泉は99度だそうだ(これも去年風呂で聞いた)。
温度調整は川から引いた冷水でおこなう。
いぜん、屈斜路湖の和琴温泉では、たしか、土嚢袋で排水の量で温度を調整していたような記憶がある。
それよりは、より、意図的に素早く温度が調整できて便利だ。
無料の露天風呂(ときどき風呂掃除の手伝いなどはある)が好きである。
なにより、岩間は人が少ないのが良い。
しかし、聞くところによると、5月の連休などはテントが立ち並んだりするそうである。
おそろしいことだ。

2006/11/01

アフタ・バーナ

昨日の夕方には、小松空港に行った。
なんだか飛行機が見たくなったからだ。

小松空港は小松基地でもあり、滑走路は軍用機も飛ぶ。
航空自衛隊の基地で、普通の空港ではなかなかみられないヘリコプタやF-15も飛んでいる。

基地所属の飛行機だから、空港のベランダから見ていると、
飛び立つときは「いってらっしゃい」で、着陸のときは「おかえりなさい」という感じだ。
旅客機は小松のじゃないから「よく来たね」。
午後5時少し前、戦闘機が何機も帰ってきて、交代なのかな、出かけていった。
F-15がすごく大きくて(でも20mはない)、とほうもない大きな音を立てて離陸していった。

誰でも「飛行機の音は大きい」と思うだろうけれど、
戦闘機のものはまた格別。
旅客機は静かだなあ、と感じるくらい。
アフタ・バーナを点けて離陸する機は、後ろに炎を吹きながら、
揚力ってあれだけ推進力があればいらないんだ、と思うくらいの角度で上昇していった。

空港のベランダ(なんていうんだろう)には、模型がすこしだけ置いてあって、
戦闘機はほんとうに、エンジンだけなんだと思わされる。
前後に細長いジェットエンジンがあって、それに向きをコントロールする翼と、人間が乗るところがついている。

カブのほうの慣らしは約350km。